マイホームを作りたい人へ

住宅のうち換気扇の容量が一番大きいのはやはりキッチン用換気扇（レンジフード）でしょう。
キッチンは料理をするのが目的の場所ですので、どうしても天ぷらや魚などを焼くときには煙や油の蒸気が発生してしまいます。
そのような汚れた空気を屋外に出すのがキッチン用換気扇（レンジフード）の役目です。また、キッチン用換気扇（レンジフード）は強力な換気能力があるために住宅内の換気をするにはキッチン用換気扇（レンジフード）だけでも事足りることがあります。
そのキッチン用換気扇（レンジフード）の種類ですが、壁取り付けようのプロペラファンタイプのキッチン用換気扇（レンジフード）と、シロッコファンと呼ばれる天井取り付けのキッチン用換気扇（レンジフード）があります。
どちらのタイプのキッチン用換気扇（レンジフード）であっても換気能力は十分に確保できますが、シロッコファンタイプのキッチン用換気扇（レンジフード）は蛇腹の配管を使うために折り曲げて施工するなどすると換気能力が著しく低下することがありますので注意が必要です。

料理を作るときに照明はとても重要なアイテムです。細かい作業をするときには明るい部屋でなければなかなかはかどらないものです。ましてや、おいしい料理を作るとなると暗い部屋ではおいしい料理は作れないような気がします。
そのために住宅のキッチンは明るくあるべきです。そのために住宅のキッチンの照明計画はしっかり立てましょう。キッチンには大体流し元灯と呼ばれる小型の蛍光灯が付属していますが、この流し元灯だけでは手先が明るいくらいの光度しかありません。
やはり、キッチンルーム全体が明るくなる照明器具を選択する必要があります。また、照明はダウンライトなどに良く用いられる白熱灯のような明かりではなくインバーター式の蛍光灯を使用することで目が疲れづらくなります。
おいしい料理を作るにはキッチンルームの照明計画も忘れない住宅つくりをしましょう。

住宅のキッチンには吊戸が通常ついていますよね。とはいえ最近流行のアイランドキッチンなどにはキッチン吊戸を取り付けることは出来ませんが。
キッチン吊戸は通常食器や調理器具などを収納します。ですので、キッチン吊戸はキッチンに立つ人の身長に合わせた高さに設定することが必要です。
キッチン吊戸の高さ（キッチン吊戸の下端）は170cm位にすることが望ましいです。あまり低すぎるとキッチンに立ったときに圧迫感があり、調理しにくくなってしまいます。
最近では自動で吊戸が昇降するキッチン吊戸も販売されていますが、やはりコストが高いために一般住宅ではあまり普及されていませんが、自動昇降のキッチン吊戸の使い勝手のよさは抜群です。

住宅のキッチンは食事を作ることの多い奥さんの意見を十分取り入れるべきスペースです。このキッチンスペースには収納が多く用いられなければなりません。
しかし、キッチンの収納はうまく活用しなければなべ類やヤカンなどがキッチンの上に無造作に置かれることが良くあります。このようなキッチンでは料理をつくる段取りも良くないのではないでしょうか。
やはり、料理道具や食器などはあるべき場所に整理整頓しているほうが見た目にもきれいでおいしい料理が出来そうな気がします。
そのようなことからキッチンの収納はすべての物を収納できる容量を備えたものを準備したいものです。また、使わない食器などは飾りではないのでキッチンの収納の中でもあまり使うことのないもの専用の収納を用意しておきたいものです。

最近の住宅では浴室といえばユニットバスの設置が当たり前になってきました。そのため、お風呂のバスタブの種類はほぼ同じような形の浴槽が多いようです。高級なユニットバスなどは浴槽の形に変化のあるものなどがあるようですが、大体は洋風タイプのバスタブが多いのではないでしょうか。
住宅で用いる浴槽のタイプは【和風タイプバスタブ】【和洋折衷タイプバスタブ】【洋風タイプバスタブ】があります。もともと日本人は座って浴槽に入ることが多かったことから和風タイプの浴槽が普及していましたが、最近では足が伸ばせる洋風タイプに人気があるようです。
また、住宅の浴槽に用いる材質もステンレス、ホーロー、プラスチック樹脂、ＦＲＰ樹脂、人工大理石などさまざまなタイプの浴槽が発売されています。人工大理石タイプのバスタブは高級感があります。
ユニットバスにおいてもオプションで浴槽の種類を選べることが多いので自分の好みと予算に応じて気に入ったバスタブを選択してください。